大津オルタナティブスクール トライアンフ

Blog ブログ

伝統に触れる時間

  • 2025.12.12
  • 活動報告

今年も恒例となった藤三郎紐さんでの組紐づくりを行いました。

一日目

一日目は絹糸を天然染料で染める体験、そして二日目は、その糸を使って実際に組紐を編む体験です。

二日目

藤三郎紐さんは、逢坂に工房を構える江戸時代から続く伝統工芸の組紐屋さん。

染色体験は通常のワークショップにはない特別な内容で、毎年トライアンフのためだけに開催していただいています。今年で4回目の開催となりました。

トンネルを抜けて

あいにくの雨模様でしたが、大谷駅から傘を差し、山あいの道を歩くこと約10分。

今回参加した子どもたちは、全員が初めての染色体験です。

興味深いお話をたくさん教えてもらいました

工房では、天然染料の原料となる藍玉やコチニールなどを順番に見せていただきました。

天然藍のお団子

これがインディゴ色になるんだ!

そして外の染色釜では、みんなが持参した玉ねぎの皮を煮詰める体験も。

染める前の絹糸

普段は捨ててしまうものが、鮮やかな黄色に染まる様子に、思わず驚きの声が上がります。

赤・青・黄の三原色を重ねることで生まれる、言葉では表しきれない深い色合い。

子どもたちもお母さんも、スタッフも、それぞれにこだわりながら、実験するような気持ちで思い思いの色を作り出しました。

石油ストーブのある工房で、ゆっくりとお話を聞き、お弁当を食べて、この日は解散です。

おじいちゃんに昔の資料を見せてもらった

昭和13年の組紐工場

みんなが染めた絹糸を干す

約2週間後、再び藤三郎紐さんを訪れました。

前回染めた生糸は、すでにコマに丁寧に巻かれた状態で準備してくださっていました。

組紐は2色を組み合わせて編むため、もう一色は誰かが染めた糸をシェア。

「この色とこの色、合うかな?」と、組み合わせを考える時間も楽しみのひとつです。

手作業で黙々と組み進める時間は、普段とは少し違う集中した空気に包まれていました。

子ども同士で助け合って

お母さんも楽しそう!

時間をかけて取り組むことで、完成した組紐への愛着もひとしおだったようです。

丁寧の櫛で漉いて仕上げ

完成したよ❣️

最後に十文字の結び方を教わり、みんなの分の特別なストラップが完成しました。

色合いにとても敏感になった子どもたちは、お庭の中でも色を見つけてスマホで撮っていました😉

白い車のボンネットにくすんだ黄色い紅葉…

何故か気になる色合いでした🤭

伝統の技と、じっくり向き合う時間の豊かさを、今年もたっぷり味わうことができました。

🚃京阪三井寺駅びわ湖側徒歩2分、京阪びわ湖浜大津駅徒歩5分、JR大津駅徒歩20分。

施設には駐車場はございません。近隣の駐車場をご利用下さい。

PAGE TOP