大津オルタナティブスクール トライアンフ

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発達相談・検査(MSPA)

発達障害という言葉を聞いたことがある方も多いと思います。今は、「神経発達症」として障害の文字がなくなりました。そう、障害というよりも特性、個性…というような捉え方で、脳の「ダイバーシティ(多様性)」とされることもあります。

また、高IQ児童生徒についての支援は日本ではなかなか難しく、神経発達症のように見える場合もあり、また高IQ所以の生きづらさを併発している場合もあり、的確なアセスメントに至らないケースも多くあります。

不登校と発達特性との関係は密接です。トライアンフではMSPA(発達障害の要支援度評価尺度)によって、診断ではなく支援を目的とした検査を実施しています。

困りやすい特性とその程度がレーダーチャートで一目で分かる心理検査です。



郵送等により、保護者様よりお子さんの様子についてアンケートをご提出いただき、また面談にてさらに詳細に聞き取っていきます。

発達障害の特性について、上図のとおり「コミュニケーション」「集団適応力」「共感性」「こだわり」「感覚」「反復運動」「粗大運動」「微細協調運動」「不注意」「多動性」「衝動性」「睡眠リズム」「学習」「言語発達歴」の項目を多面的に評価します。

各項目は当事者や保護者からの生活歴の聴取を通して評価し、各項目での結果を特性チャートにまとめることで、発達障害の特性や支援が必要なポイントを視覚的にとらえられるようになっています。

対象: 小学生以上

※日程調整が難しい場合、ご相談下さい。

※事前アンケートにご協力頂きます。

※より正確に評定するため、学校の通知表や臨床心理・神経心理検査の結果等、参考になるものをご持参下さい。情報不足の場合、暫定評価となることがあります。

特性の個人差を当事者の方やご家族、多職種にわたる支援者が共有することで、特性に対する共通理解を促し、必要な支援や配慮を具体的に考えることができます。

発達特性をよく知り、それに見合った環境を選んでいくことで、二次的な精神疾患の減少だけでなく、ひいてはいじめやひきこもり、就労をめぐるトラブルといった様々な社会問題の緩和にも繋がると考えられています。

検査士プロフィール

大塚雅子

障害者の就労支援施設 (就労移行、就労継続支援A型・B型)で3年8か月間、生活支援員として就労や生活全般にわたり支援。精神科特化の訪問看護ステーションや精神科病院で約6年間、相談員として自宅訪問や入退院調整、相談支援に従事。

昨今、発達障害について知識が広がりつつあります。

ただ学校や職場では、個々の特性に対する理解が不十分で、未だ十分な配慮がなく、生きづらさを感じている人も多い現状です。特性を強みと活かし、その人らしく安心して生活できる一助を担う事ができればと思い、MSPAを学びました。

ご本人の「こうなりたい」「こんな生活がしたい」という思いに寄り添い、自分自身も一緒に成長していきたいと考えています。発達障害のある息子の子育て経験を活かし、家族支援にも力を入れています。お気軽にご相談ください。

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