もしもに備えて
- 2024.10.22
- 活動報告
京都防災士会の方にリスク管理として、もしもの時の命の守り方を教えていただきました。
浮いて待て!?
「浮いて待て」とは衣服を着用した状態で海や川に転落するなど水難事故に遭遇した際、そのままの状態で呼吸を確保し、できるだけ体力を使わないように救助を待つことで生還できる可能性を高める自己救命策だそうです。
この日はパニックにならず力を抜いて呼吸する方法、ペットボトルやビニール袋・ランドセルなどを使って浮く方法、ロープでの救助方法を学びました。
道具を使って浮く方法では浮き輪じゃないのに大丈夫なん?とおそるおそるのチャレンジでした。
でも、バッチリ身体が浮くとわかってからはみんな楽しくなったようで一番安定する持ち方を試したり、逆にどうすれば沈むのかを考えてみたり、各々が遊びながら万が一に向けての試行錯誤をしていました。
スイミングに通っていて泳ぎが上手な子も水の流れがある場所ではプールと同じ感覚では泳げないと教えてもらい、真剣に学んでいるようでした。
プールに入るのすら怖い、顔を水面につけられないといった子も多くいましたが、先生の指導のもと、少しずつ慣れていって自分から積極的にチャレンジしていました。
怖がっていた子も「浮いてまて」受講後は、完全に水に対する恐怖心が克服できて、今度からスイミングのスクールに通うことにしたそうです🏊♀️
⭐️ 「浮いて待て」のポイント
①落ち着いて体の力を抜く。
②息を吐くのを我慢する。
③背浮きになる。(この時、耳は水につける。)
④あごを上げ、手足を大の字にする。(姿勢を安定させるため。)
⑤浮力のあるもの(ペットボトルなど)があれば胸に抱える。
⚠️⚠️⚠️溺れている人を見つけても飛び込まない!
*映画などでは咄嗟に格好良く飛び込んで、溺れる人を助けるシーンがありますが、実際には泳ぎの達者な人でも着衣の状態で人を抱えながら泳ぐことは容易ではない。
溺れている人を見つけたら。。。
・大声で周りに助けを求める
・119番通報をする(海の事故は「118」番通報)
・浮力体を投げる(ペットボトルやランドセルなど水に浮くものならなんでも)
これが正しい判断になると勉強させて頂きました😊
命の危機が迫った時に冷静に行動できる人は少ないと思うので、事前に対処方法を学べたことは一生ものの知識になったかと思います😊
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色んなタイプの子たちがそれぞれ居心地の良い場になるように交流しながら、その子の「好き」や「得意」を追求します❣️ 見学、体験希望の方はお気軽にお問い合わせ下さい(ᵔᴥᵔ)