大津オルタナティブスクール トライアンフ

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陸上自衛隊大津駐屯地を訪問

  • 2026.10.02
  • 活動報告

トライアンフの子どもたちが、陸上自衛隊大津駐屯地を訪問しました。

今回の活動は、先日の「滋賀県平和祈念館」への訪問に続くものです。

ところが、この日は朝からまさかのどしゃぶり☔

さらに、バスも事故渋滞の影響で大幅に遅れて、波乱のスタートとなりました。

それでも子どもたちは、傘を差しながらバスを待ち、ようやくやって来たバスに乗って、元気に大津駐屯地へ向かいました。

到着すると、3名の隊員の方が出迎えてくださり、駐屯地の中を案内してくださいました。

写真にもあるように、子どもたちが特に興味を示したのは、やはり戦闘機や戦車などの実物。

普段なかなか間近で見ることのできない大きな車両や航空機を前にすると、自然と興味が湧いてきます。

そのほかにも、弾薬庫や、隊員の方がけがをしたときなどに利用する保健室、お風呂なども見学しました。

「自衛隊」と聞くと、どうしても戦車や訓練などを思い浮かべます。

でも、実際に駐屯地の中を歩いてみると、そこは隊員の方たちが日々働き、生活する場所でもあります。

そんな「普段は見ることのできない場所」を実際に歩いてみたことは、子どもたちにとって新鮮な体験だったようです。

ここには自衛隊ならではのグッズも並んでいて、

「これにしようかな?」

「こっちも欲しい!」

と、子どもたちの好奇心も一気にMAXに😊

こういうところは、やっぱり子どもらしいですね。

この日の活動は、駐屯地を見学して終わりではありません。

午後からは、ジャーナリストの守田さんのお話を聞きました。

先日の平和祈念館でも、戦争について「見る・聞く・触れる」体験をしましたが、今回はまた違った角度から、戦争について考える時間です。

守田さんからは、

「人を殺す」ということは、普通に考えれば簡単にできることではない。

では、戦場で人を殺すことができる兵士は、どのようにつくられていくのか。

軍隊での訓練や、戦場における兵士の心理について、具体的なお話を聞きました。

戦場では、相手を単純に「倒す」というだけではなく、負傷させることで救助する仲間を呼び寄せ、結果的に相手側の戦闘力を低下させる、といった考え方があることも紹介されました。


さらに、戦争を経験した兵士が、その後も心の傷を抱えることがあるという話もありました。

戦争や戦闘などの強いトラウマ体験は、PTSD(心的外傷後ストレス障害)につながることがあります。

厚生労働省も、戦争などをPTSDの原因となり得るトラウマ体験の一つとして挙げています。

つまり、

戦争は、戦場にいる間だけの出来事ではない。

帰還したあとも、その経験が本人の心に残り、生活に影響することがあります。

そして、その苦しみが本人だけにとどまらず、家族との関係などにも影響することがある。

今話題の実話に基づいた映画も交えて

お話が終わったあと、小学生の一人が、

「守田さんの話、怖かった」

と話していました。

戦争について学ぶというと、歴史上の出来事や年号を覚えることを思い浮かべがちです。

でも、

「戦争が起きると、人はどうなるのか」

「戦う人には何が起こるのか」

「その家族はどうなるのか」

「そこで暮らす人たちはどうなるのか」

「戦争は絶対にしてはいけない」

そんなことを、自分自身の感覚で考えてみることも、学ぶということなのではないでしょうか。

「戦争=怖い」と感じたこと

大きな戦車や飛行機を目の前にすれば、

「すごい!」「かっこいい!」と思う。

それもまた、子どもたちの素直な反応です。

だからこそ、その「かっこいい」「すごい」という入り口から、少しずつ別の側面にも目を向けてみる。

トライアンフでは、教室の中だけではなかなか触れにくいテーマにも、実際に見たり、人の話を聞いたりしながら取り組んでいます。

でも、ときには少し難しかったり、考え込んだり、心が揺れたりする体験もあります。

すぐに答えが出なくてもいい。

「怖かった」と感じるだけでもいい。

「もっと知りたい」と思う子がいてもいい。

「よく分からなかった」という子がいてもいい。

それぞれが、それぞれの感じ方で受け止める。

そして、そこから自分なりに考えていく。

これも、トライアンフが大切にしている学びのひとつです。

今回の一日が、子どもたちの中に何か小さなものを残してくれていたらと思います。🌱

🚃京阪三井寺駅びわ湖側徒歩2分、京阪びわ湖浜大津駅徒歩5分、JR大津駅徒歩20分。

施設には駐車場はございません。近隣の駐車場をご利用下さい。

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