見て、聞いて、作って、祈念する
- 2026.09.27
- 活動報告
見て、聞いて、作って、感じた「戦争」のこと
今回は、みんなで滋賀県平和祈念館へ行ってきました。

滋賀県平和祈念館は、県民の戦争体験や資料を通して、戦争の悲惨さや平和の尊さについて学ぶことのできる施設です。

今回は、ただ展示を見るだけではなく、
「作って、食べて、聞いて、見てみる」
そんな体験を通して、子どもたちなりに戦争について考えてみました。
🚃 まずは八日市駅で寄り道

八日市駅に到着すると、バスの乗り換えまで少し時間があったので、駅の中にある近江鉄道ミュージアムを見学しました。

近江鉄道沿線のジオラマや、昔の鉄道用品、運転席のボックスなどがあり、子どもたちは興味津々。

「これ何に使うんやろ?」
と、昔の道具を眺めたり、鉄道の世界を楽しんだりしながら、平和記念館へ向かいました。



🍚 「すいとん」を作ってみよう

平和記念館に到着して、まず取り組んだのは戦時中の食事を実際に作って食べてみる体験。
今回作ったのは「すいとん」です。


小麦粉と水を練って作ったすいとんに、

🍠 さつまいも
🥕 にんじん
🧅 玉ねぎ
🌿 さつまいもの葉
などを加えていきます。

味付けは、醤油と塩。

戦争末期には、味噌も配給でも手に入らなくなっていたそうです。
子どもたちは、地域のボランティアの皆さんに教えていただきながら、材料を切ったり、すいとんを作ったり。

普段の料理とはちょっと違う、昔の食事作りに挑戦しました。
そして……
みんなで作ったすいとんは、ちゃんと美味しく完成!

「おいしい!」
と、子どもたちも嬉しそうに食べていました😊

「昔はこんなに美味しくなかったんだよ」
今回、調理を担当してくださったのは、なんと92歳のボランティアの方。
当時の野菜は、今のように栄養が豊富で美味しいものではなく、もっとスカスカだった。

調味料も、小麦粉も、今のように自由に手に入るものではなかった。
だから当時の食事は、
「味を楽しむ」というより、ただ空腹を満たすためのものだった。

今の私たちとは違う意味をもっていたということを知りました。
🎒 滋賀に残る「戦争」の話
滋賀県に残る戦争の話も聞きました。


防災頭巾や千人針。

実際に滋賀県に落ちてきた爆弾の筒。


兵隊が使っていたヘルメットや服、背嚢など……


写真や映像だけではなく、実際に残っている「モノ」を見たり、触れたりしながら話を聞きました。


その後は、館内の展示をそれぞれ自由に見学。



最初は、

「銃かっこいい!」
「兵隊のヘルメットかっこいい!」
そんなふうに話していた男の子もいました。


ところが、見学を終えるころには、
「戦争ってほんまに怖いもんや。」
と話していました。
子どもたちの中に残ったもの
戦争のことを言葉で説明するだけなら、子どもたちにとっては、少し遠い昔の話に感じられるかもしれません。
でも今回は、
実際に昔の道具を見て、
実物の資料に触れて、
当時の食事を作って食べて、
そして、戦争を体験した方のお話を聞く。
そんな一つひとつの体験がありました。

だからこそ、子どもたちなりに感じるものがあったのではないかなと思います。
「戦争って怖い」
そう感じることも、平和について考えるための大切な一歩なのかもしれません。

今回の体験が、子どもたちの心のどこかに残り、これから戦争や平和について考えるきっかけになってくれたら嬉しいです。
🚃京阪三井寺駅びわ湖側徒歩2分、京阪びわ湖浜大津駅徒歩5分、JR大津駅徒歩20分。
施設には駐車場はございません。近隣の駐車場をご利用下さい。
いろいろなタイプの子たちがそれぞれ居心地の良い場になるように交流しながら、その子の「好き」や「得意」を追求します❣️ 見学、体験希望の方はお気軽にお問い合わせ下さい(ᵔᴥᵔ)
