大津オルタナティブスクール トライアンフ

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スキニシー学校訪問

  • 2022.11.02
  • 活動報告

今日は同じく滋賀県フリースクールを運営されているスキニシー学校を訪問させて頂きました。

昨日の冷たい雨もあがり天気は一転、暑いほどの陽気で、絶好の野外活動日和となりました。

赤い木の実が鈴なりですが「小鳥が食べに来る頃までは酸っぱいですよ!」との事。

動物から知らせが届くのって良いなぁ〜と、しみじみ思いました。

それにここには山羊が5頭もいて、お婆さん山羊とお母さん山羊、お父さん山羊、その子供山羊が2頭。全部家族だそうです。

もう絵本の中の世界観でした!

生ごみや排泄物と枯れ木、藁などで堆肥を作って、それで畑を肥沃な土にして、色んないもがたっぷり育っているとの事で、親子でいも掘り大会!

出るは出るはで、長さが30センチ以上もあるのも採れてびっくり。

畑の元気なミミズやナメクジ、小さい虫があわてて逃げていましたが、これは無農薬ならではの証拠。

本当に天然100パーです。

焚き火を起こして焼く事に。でも、掘りたてより一週間は寝かした方が美味しいと仰って寝かせてあった物を焼かせて頂きました❣️

雨の日でも火が焚けるようにと作られた東屋もあります。

子供たちを大工さんがサポートして地下50センチの基礎の穴掘りから、セメント作り、そして屋根のスレートの打ち込み作業までを子供達でしたのだそうです。

焚き火の後や、大きな鉄釜があって、さぞ美味しい煮物など出来たんだろうなぁと想像しました。

この学校というよりは、自然の家はスキニシーと名付けられていますが、それは代表の方が子供たちの「好きにしーな。」という口癖から子供が引用して「スキニシー」と名付けたとのこと。

この名の通り、そういった雰囲気で好きなように戯れているのが印象的でした。

昔は雨水を触ってバケツに入れたり、びちゃびちゃ、ねとねと、ザラザラなど触覚で遊んでいた記憶が鮮明にあります。それがとても情緒を安定させていた様にも思えます。

ここには日本のそんな失われかけた子供の時間が存在している。強くそう感じました。

45分間焚き火で焼いた芋は私たちトライアンフの参加者がお昼の弁当の後だというのに完食したのでした。

ごちそうさまでした😋

普段はスマホやタブレットをいじっている時間が多い子たちも、ここでは、ドラム缶乗りに木登り、山羊に餌やりと、遊びに夢中でした。

動物大好きスタッフはほとんどヤギと遊んでいました😁

竹藪を切り拓いて出来た粘土質の地層には子供が彫って出来た洞穴があって、その土で造形して素焼きしたものがありました。

タケノコもたくさん採れるそうで、また「その頃を狙ってお邪魔して、タケノコ汁でも食べられると良いなぁ〜。」とまたもや食べる話 😆

みんなで掘ったいもはスタッフにも分けて頂いて、お土産に。

申し訳ないやら有り難いやら。一週間寝かせて、ポテトグラタンと天ぷら、そのままオーブンで焼きいももしようかなと、まだ食べる事ばかり考えています。

フリースクール運営の具体的なヒントや、勉強になる事をたくさん吸収させて頂きました。

またポリシーを前に前に進める方の大らかな精神力と体力に圧倒されながらも、大いなる安らぎを覚えました。

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