株式会社昭建さんの工場へ
- 2025.12.21
- 活動報告
いつもお世話になっている、株式会社昭建さんへ工場見学に行ってきました。

昭建さんは、国内最大規模のアスファルト材料を製造している工場で、1時間に約180トンものアスファルトを生産しているそうです。

道路ができるまで
はじめに、道路ができるまでの流れを動画で分かりやすく説明していただきました。




その後、普段は関係者以外なかなか入ることのできない、たくさんのソーラーパネルが設置されているエリアを案内してもらいました。


災害に備える取り組み
これらのソーラーパネルは、東日本大震災の際の電力不足をきっかけに、「会社として何かできることはないか」という思いから設置されたそうです。

「最近はソーラーパネルが悪者のように言われることもあるけれど、災害の多い国だからこそ、もしもの時に人を守れる存在でありたい」というお話が印象に残りました。
工場と研究所の見学

次に、アスファルトの素材を研究している研究所を見学しました。


研究所へ向かう途中では工場を間近で見ることができ、その迫力に圧倒されました。

昨年は工場内部も見学できたのですが、今回は工場設備のメンテナンスと強風の影響で中止となりました。
その代わりに、昨年とは違うエリアを見学することができ、新鮮で楽しかったです。
株式会社昭建さんの公式サイト
アスファルトのひみつを知る
研究所ではまず、「土の最適含水比」を調べる研究を見せていただきました。


これは、道路の土台に混ぜる水の最適な割合を調べるものです。




次に、水を通す一般道と、水を通さない高速道路のアスファルトの違いについて教えてもらいました。

一般道が水を通すのは生活環境や騒音、歩行者への配慮のためで、高速道路が水を通さないのは安全性と耐久性を最優先しているためだそうです。

普段何気なく見ているアスファルトも、場所によって役割や構造が異なることを知りました😃
実験や測定を体験
その後、道路が平らに保たれているか(ガタガタしていないか)を測定する機械を、実際に体験させていただきました。


ほかにも、アスファルトに混ぜる材料の分量を研究する試験や品質管理試験や



実際のタイヤと同じ重さの負荷をかけて道路がどれくらい凹みやすいかを調べる機械など、さまざまな設備を見学しました。

仕事の現場を間近で見る
とても大きな工場でしたが、作業は人の手ではなく、すべてコンピューターで制御されているそうです。

パソコン操作が得意な子は、仕事の様子を真剣な表情で見学していました😉
実際に働いている方々の姿を間近で見ることで、将来自分が働く姿を少しでもイメージできたのではないかと思います。


心に残った言葉
昭建の皆さんはとても親切で、丁寧にさまざまなことを教えてくださいました。
その中でも、最後に社長さんがおっしゃっていた「仕事では『これをする』と決めず、いろいろなことにチャレンジしている」という言葉が、特に印象に残っています。

挑戦を続けている大人の姿に触れ、子どもたちもそれぞれの興味や関心に合わせてチャレンジを重ねていってほしいと感じました☺️
お忙しい中、本当にお世話になりましてありがとうございました🥹

🚃京阪三井寺駅びわ湖側徒歩2分、京阪びわ湖浜大津駅徒歩5分、JR大津駅徒歩20分。
施設には駐車場はございません。近隣の駐車場をご利用下さい。
色んなタイプの子たちがそれぞれ居心地の良い場になるように交流しながら、その子の「好き」や「得意」を追求します❣️ 見学、体験希望の方はお気軽にお問い合わせ下さい(ᵔᴥᵔ)
