不登校への想い
学校に行けないことだけを、問題にしない
不登校になる理由は、一人ひとり違います。
人間関係に疲れた、集団の中で過ごすことがしんどい、学び方が合わない、たくさんの指示や刺激に疲れてしまう。本人にも、うまく言葉にできないことがあります。
学校に行けなくなったとき、どうしても「どうしたら学校に戻れるか」を考えがちです。
けれど私たちは、まず「なぜ今、その子が学校に行けないのか」「どんな環境なら安心して過ごせるのか」を考えることが大切だと思っています。
学校に戻ることだけがゴールではありません
学校に戻ることが、その子にとってよい選択になることもあります。
一方で、フリースクールや通信制高校など、学校とは違う場所や学び方を選ぶことで、自分らしさを取り戻していく子どももいます。
大切なのは、「みんなと同じ道を歩くこと」ではなく、その子が自分に合った場所や方法を見つけ、自分の人生を自分で選んでいけることだと考えています。
学校復帰だけを目的にせず、その子に合った次の一歩を一緒に探していきます。
安心できる居場所から、次の一歩へ
トライアンフには、学校で疲れたり、傷ついたりしてやってくる子どもたちがいます。
私たちが大切にしているのは、まず安心して過ごせることです。
話を聞く。否定しない。無理に何かをさせない。好きなことをしたり、一人で過ごしたり、誰かと話したりしながら、その子自身のペースを尊重します。
「ここなら自分でいられる」
「自分のことを分かってくれる人がいる」
そう感じられる家庭以外の居場所があることで、少しずつエネルギーが戻ってきます。
そして、「ちょっとやってみようかな」と思えたときに、その一歩を応援する。
安心できる場所でエネルギーをため、そこから自分のペースで外の世界へ。
それが、トライアンフが大切にしているサポートです。
一般社団法人 異才ネットワーク 代表理事
大津オルタナティブスクール トライアンフ 代表
谷川 知